「LeanUXの現場」のメモ
IT業界は変化が恐ろしいほど速い
流れが速いからこそ、流行りに流されずに本質を見極めなければならない
実際に実践している会社は?
マリッサ・メイヤーは株価を74%上げた
企業の本質は「文化」である
- ドラッカーのマネジメントの本と親和性が高い
- LeanUXのマインドセットは「文化のデザイン」にある
1.どのように作るかではなく、「どのようなものを創るか」
「どのように創るか」
「問題の解決」よりも「問題の発見と定義」にある
Lineは相手に読まれているかの「既読」マークがユーザの問題を解決したので流行ったのでは?
どうやって創るのかに快感を覚えていた(How) ↓ 「何から創るのか」という観点(What) ↓ 「何故作っているか?」という認識(Why)
ペラ1を創る ↓ ユーザに使ってもらえる機能から作りたい ↓ 「自分が作っているサービスは本当に必要なのであろうか?」
- 「足の引っ張り合い」から「助け合い」文化の醸成へ
- デザインしていたものが、できたら違うのものになっていた
- 開発した後、重くて動かない
デザイナーは自分の領域にこもっていられなくなる
- 一番の贅沢はチームと一緒にものをつくることになる
- 組織の断片化が問題になっていると思う
お互いが独立して仕事をしている
- サービスの目標を達成できないまま、個人の目標を達成することが優先されてしまう
一緒にデザインすることで、お互いの盲点が潰されていく
デザインしているけど実装困難な部分が初期にわかって、避けられる
「顧客は自身が抱えている課題のみを気にしている」
- 何を創るかよりも、何の目的で創るのか
ダイエットとLeanUXは同じ
- 無駄を削っても長続きしない
- 目指すはLeanBody→筋肉質の身体
結果として無駄を省くが、無駄を省くことが目的ではない
ドキュメントはガイダンスのためではなく、記録するための資料としての位置づけになる
サービスはインタフェース
+ 使っているユーザと、作っている人のコミュニケーション
- LeanUXとLeanStartUpの違い
- 学びのエンジン
- ユーザとチームメンバーからの学び
- 学びの軸を設定する必要がある
C-P-S仮説 Customer
- 顧客は存在するか?
- ペルソナをつくる(1枚の紙を4つ折りにしたもの)
Problem
- 顧客が抱えている課題は実在するか?
- 顧客がどのようにプロダクトを使うのかを絵コンテで書く
Solution
- 対象サービスやプロダクトは問題を抱えているか?
- LeanCanvasを使う
前提や思い込みを外面化して、皆で向かう方向をそろえる
どうやって進めていくのか? + Startupの場合
データはないので仮説を立てる ユーザ調査を設計する C-P-Sで評価する + 課題、ユーザ、ストーリー
LeanUXは学びのエンジン + ユーザとチームからの学び
- 「まず創るではない」
- 創る前に学ぶが重要
ブレストについて
3人1チームにする
- 3人の選び方が大切
- ビジネス上の意思決定が出来る人、クリエイティブに関与している人、開発の人の目線で考える
- 「たたみ方を知らないと成功しない」→アイデアを捨てると新しいものが生まれる
LeanStartupに出会ったとき
- 原書がでたとき。
- エリック・リースが来た時、伊藤穰一・UX関係者が登壇していた
- StartUpは時間や資金が限られているから、一番重要にしないといけないのはUX
- どうやってUXを向上させるのであろうか?その根底にあるLeanとはどういうことか?という発想になった
ドキュメントは一番最後に創る
- リリースする直前につくる
- アウトプットするものを記録としている
皆の仮説が共通になった段階で、ムードボードを決める
- デザインの方針を固めたもの
- ターゲットの身の回りのものを写真を撮って、どんな色調にするかを決める
文化の浸透の仕方
意思決定者を動かす(Politics)
実践(Practical)
- 意思決定者に、ユーザが実際に接しているところを映像を流す
- 実際のユーザの声を聞かせる
- プロダクトルームを意思決定者の近くの壁中にはる(写真や映像、ポストイットをおいておく)
- 部署の中で皆を巻き込んでやる
MVPはユーザがその価値を分かるもの
- 次のアクションを提示する(ソーシャルメディアにつなげる)
- 嘘ボタン→カートに入れて買うボタンまで押させるが、その後「ごめんなさい、まだ買えないんです。」みたいな感じ